自宅天文台、観測再開へ うつ病、脳梗塞克服 ドームをリフォーム 飯塚市の元小学校教諭・辻塚隆さん /福岡

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自作の反射望遠鏡を前に「天文に関心のある大人にも利用してもらいたい」と語る辻塚さん
自作の反射望遠鏡を前に「天文に関心のある大人にも利用してもらいたい」と語る辻塚さん

飯塚市の元小学校教諭・辻塚隆さん(59)

 飯塚市川津の元小学校教諭で自営業の辻塚隆さん(59)が、自宅に約20年前に造った天体観測ドームをリフォームし、希望する子供らとの天体観測を近く再開する。辻塚さんはドーム完成後間もなくうつ病を発症し、約10年前に教員を退職。2019年4月には脳梗塞(のうこうそく)で倒れたが、その後は順調に回復し「重病を克服した姿を見せることで、何事にも諦めない気持ちを持つ大切さをわかってほしい」と話している。【荒木俊雄】

 辻塚さんは小5の時、雑誌の付録に付いていた望遠鏡で天体観測に興味を持った。中学ではバレーボール、大学では空手部に所属したが、天体観測はその後も継続。地元・飯塚市の小学校教諭時代、大手出版社の教科書でオリオン星雲の写真が裏焼きになっていることを指摘したり、恒星が小惑星などの陰に隠れる「恒星食」のビデオ撮影に成功したりし、天文愛好家の間では有名だった。

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