苦境コンビニ、三重苦 大手3社中間決算、減収減益 コロナ客足減・時短営業要請・人手不足深刻

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新型コロナウイルスの感染拡大を受け、1メートル間隔でレジ待ちの目印を床に貼ったセブン-イレブンの店舗=大津市で2020年4月17日、菅健吾撮影
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、1メートル間隔でレジ待ちの目印を床に貼ったセブン-イレブンの店舗=大津市で2020年4月17日、菅健吾撮影

 コンビニの売り上げ減少が止まらない。新型コロナウイルス禍の外出自粛による生活必需品の需要はスーパーに奪われ、24時間営業を巡る公正取引委員会の改善要請や慢性的な人手不足も悩みの種だ。「三重苦」の経営環境。どう打開していくのか――。

 8日に出そろったコンビニ大手3社の2020年8月中間決算は、いずれも減収減益となった。「感染が7月に再拡大したことで、先行きは厳しい状況だ」。8日の決算発表記者会見でセブン&アイ・ホールディングス(HD)の井阪隆一社長は厳しい口調で語った。

 最終損益が赤字に転落したファミリーマートは都心部のオフィスなどに多く出店しており、テレワークの拡大で客足が大きく減った。巣ごもり需要の拡大で自宅近くで食品や生活用品をまとめ買いする受け皿となっているのは、商品が豊富で割安なスーパーだ。「マルエツ」や「カスミ」を展開するユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングスは、6日発表の中間決算で営業利益が前年同期と比べ4倍以上も増えている。

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