メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

ノーベル平和賞のWFP 中東、アフリカで大きな役割 内戦巡る国際対立で困難直面も

毎月の食糧配給を受ける女性=モザンビークで2020年8月27日、WFP提供・AP

 今年のノーベル平和賞に決まった世界食糧計画(WFP)は、紛争や政情不安のため、食料の欠乏が深刻化する中東やアフリカなどで飢餓を防ぐ大きな役割を果たしてきた。しかし、大国間の対立が深まる国際社会の現状を反映し、その活動が困難に直面することも多い。

 2015年から内戦が続くイエメンは、「世界最悪の人道危機」と呼ばれる状況にある。サウジアラビアなどの軍事介入でハディ暫定政権と反体制の武装組織フーシ派の戦闘が激化し、国連によると民間人を含む1万人以上が死亡、人口2900万人のうち約1000万人が飢餓の危機にさらされている。

 フーシは、援助物資を含む輸入物資の大部分が荷揚げされる主要港湾がある西部ホデイダを実効支配しており、困窮する市民に対する食料配布の障害にもなっている。19年2月には穀物が5カ月以上留め置かれているとして、国連の担当者が警告を発した。18年3月にはWFPの食料倉庫で火災が発生し、数十トンの人道支援物資が焼失したこともある。

この記事は有料記事です。

残り864文字(全文1287文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 判決に涙を流した周庭氏 禁錮10月の実刑で初の収監、保釈申請も却下 香港

  2. 家宅捜索で記録媒体握りつぶした疑い 証拠隠滅容疑で弘道会系組長逮捕 愛知県警

  3. 菅政権への打撃必至 吉川元農相の現金授受疑惑 野党「私物化政治の極み」と批判

  4. 持続化給付金詐取の疑い 国立印刷局の職員2人を逮捕、国家公務員で初 警視庁

  5. 偽の「市長意見書」を離婚訴訟で証拠提出 容疑の福知山市職員逮捕 京都府警

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです