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新型コロナウイルスと季節性インフルエンザの同時流行に備え、国が体制作りを急いでいる。身近な診療所などを、両方の検査ができる「診療・検査医療機関」として都道府県が指定し、従来の診療の流れを変える仕組みだが、実は奈良県が6月に始めた独自制度「発熱外来認定制度」と同形態。県内の一部診療所では既に両方の検査を実施しており、県も指定医療機関を順次、増やしていく方針だ。【久保聡】
当初、新型コロナの検査は「帰国者・接触者相談センター」などを通じて、感染防止策が整った専門の医療機関(帰国者・接触者外来)で行ってきた。国の「診療・検査医療機関」制度は、県の「発熱外来認定制度」と同様、身近なかかりつけ医などでも新型コロナの検査を可能にすることで、インフルエンザとの同時流行に備えようとするものだ。一方、国制度は指定による補助金の支給(条件付き)があるが、県制度にはない。
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