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名古屋守る高射砲陣地跡、全容明らかに 砲台6門の跡発見 愛知・東海

発掘された砲台跡の一つ。6門とも見つかった=愛知県東海市名和町で2020年10月7日、黒尾透撮影

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 愛知県東海市教育委員会は7~10月にかけて実施した太平洋戦争末期の太佐山高射砲陣地跡地(名和町)発掘作業結果を発表した。高射砲6門の砲台跡のほか、弾薬庫跡、地下式兵舎跡が見つかり、陣地内の施設全容が明らかになった。

 戦時中、軍需工場を抱える名古屋防衛のため、郊外に20カ所以上あった陣地の一つで、1944年10月に設置された。陣地全体の遺跡は全国的にも珍しいという。13日にも保存のため埋め戻しを始める。

 標高45メートルの丘に、コンクリート製の六つの砲台跡(1台直径3~4メートル)が、東に向けくの字に連なるように配置されていた。固定したボルトが残る砲台跡もあった。

 高射砲は敵の飛行機を撃ち落とすのが目的で、同様の陣地が名古屋市を取り囲むように築かれた。土地開発で多くが失われたが、太佐山陣地は戦後すぐに市有地となったことから保存されたという。

 現地は名和中学校の南東側。見学可能だが、付近に駐車場がないため公共交通機関の利用を求めている。【黒尾透】

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