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「地方でも夢追える」 大分にプロ球団誕生へ 九州独立リーグ参戦

球団の練習場に立つ森さん=大分市で2020年10月2日、辻本知大撮影

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 地方でも野球を職業にできる選択肢を広げ、夢を追う環境を整備しようと、大分県内で初めてのプロ球団が、年明けにも設立される。球団名は「大分B―リングス」。2021年3月に九州で発足するプロ野球の独立リーグに参戦する予定だ。【辻本知大】

 「日本野球機構のプロ球団は12チームしかない。これでは地方で野球は盛り上がらない」。大分市でスポーツクラブを運営するNPO法人の森慎一郎理事長(59)が発起人となった。

 2019年に熊本県で社会人野球チームが母体となるプロ球団の設立が持ち上がり、合わせてリーグ構想が浮上。数年前から県内での球団設立を目指していた森さんが、その構想に賛同した。

 高校以降、野球を続けたくても日本野球機構(NPB)のプロ選手は門戸が狭い。働きながらの社会人野球や学費のかかる大学野球は負担が大きい。森さんはこうした状況を打開したいと考えている。

 9月27日に球団運営会社が設立され、森さんが社長に就任。地元の企業や個人が株主になり、約30社のスポンサーも獲得した。今後、クラウドファンディング(CF)を実施し、ファンクラブや後援会も作って運営資金を確保する方針だ。

 チーム名のB―リングスは、豊後やベースボールの頭文字からBをとり、リングスは仲間の輪を表している。

 選手は11月1日に同市で初のセレクションを開き獲得する。「最低でも20人を集める。一芸に秀でた選手を見つけて、来年1月以降、チームをお披露目したい」と森さんは話す。

 九州のプロ野球の独立リーグは、約10年前にも計画されたが実現しなかった。今後、大分と熊本の2チームが独立リーグの中心となる。プロ野球の福岡ソフトバンクホークスや巨人の三軍、四国の独立リーグのチームとの対戦も計画しており、年間約90試合を想定している。

 「地方都市には高校以降、野球に打ち込める場所が少ない。野球を楽しみながら、職業にできる。夢を追える環境を作りたい」と森さんは夢を描く。

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