「息抜き」外食ルール守らず 阪神球団社長辞任 甘い危機管理、大きな代償

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記者会見する阪神の揚塩健治球団社長=兵庫県西宮市で2020年10月9日(代表撮影)
記者会見する阪神の揚塩健治球団社長=兵庫県西宮市で2020年10月9日(代表撮影)

 プロ野球のセ、パ12球団で最初の感染者を出し、シーズン開幕前から阪神を揺るがした「コロナ禍」は、球団社長の辞任劇へと発展した。阪神の揚塩(あげしお)健治球団社長は9日、2度にわたる新型コロナウイルスの集団感染により球界全体に迷惑をかけたなどとして、辞任を表明。危機管理の甘さが招いた代償は大きかった。

 「対策していても感染リスクはある」と説明した揚塩球団社長が辞任を決断した背景には、感染した選手が自粛を求められていた集団での会食をしていたことが大きいとみられる。藤浪ら複数の選手が感染した3月のケースでは、一般人らを含めて大人数で会食し、批判が高まった。これをきっかけに球団内でのルールを厳しくする方針を示した。しかし、全国的な感染状況が改善されてきたことを考慮し、「息抜き」として広島と名古屋の遠…

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