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Photo 台風19号上陸1年 福島・長野の被災地 巡る季節、遠い日常

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東日本大震災の際に建設された仮設住宅で、愛犬を散歩させる大沼五木さん(左)と妻大沼祐子さん。入居者は少なく、雑草も背を伸ばしていた=福島県本宮市で2020年10月4日、小川昌宏撮影
東日本大震災の際に建設された仮設住宅で、愛犬を散歩させる大沼五木さん(左)と妻大沼祐子さん。入居者は少なく、雑草も背を伸ばしていた=福島県本宮市で2020年10月4日、小川昌宏撮影

 2019年10月に東日本各地を襲った台風19号の上陸から12日で1年。総務省消防庁のまとめ(4月10日現在)によると、全国で災害関連死を含む死者104人、行方不明者3人、10万1673棟の住宅に被害を出した。

 市街地が浸水した福島県本宮市。軒を連ねるプレハブ仮設住宅の前で、愛犬2頭を散歩させながら大沼祐子さん(55)と、夫の五木(いつき)さん(55)がつぶやいた。「ずいぶん人が少なくなりましたよ」。被災した市民ら最大78世帯が入居していたが、現在住むのは7世帯11人。大沼さん夫妻の仮設暮らしはもう11カ月になる。

 この仮設住宅は9年前、東京電力福島第1原発事故の避難者のために福島県が137戸分を建設した。台風襲来時に住んでいたのは6人。役割を終え、19年度中に大半が撤去される予定だった。

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