特集 競馬 振り返る毎日王冠 98年サイレンススズカ、伝説の逃走劇

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 毎日王冠は、例年天皇賞(秋)やマイルチャンピオンシップなどの前哨戦として、好メンバーが集まるレベルの高いレースとして知られている。なかでも1998年10月11日に東京競馬場で開催された第49回は、頭数こそ9頭と少なかったものの史上最高のGⅡ戦と呼ばれた。競馬史上に残る名馬となったサイレンススズカ、エルコンドルパサー、グラスワンダーがただ一度相まみえた大一番を振り返ってみたい。

 この年のサイレンススズカ(牡5歳=現4歳)は2月から無傷の5連勝で宝塚記念を勝利。スピードの違いで一気にハナに立ち、後半さらに瞬発力で突き放すという究極の逃げでファンを沸かせた。秋最大の目標の天皇賞に照準を合わせて満を持して登場する。

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