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世界食糧計画、平和賞 中東支援、続く困難 大国対立、資金集めに影

WFPから提供された食料を運ぶイエメンの子どもら=イエメンで2019年8月、AP

 今年のノーベル平和賞に決まった世界食糧計画(WFP)は、紛争や政情不安のため、食料の欠乏が深刻化する中東やアフリカなどで飢餓を防ぐ大きな役割を果たしてきた。しかし、大国間の対立が深まる国際社会の現状を反映し、その活動が困難に直面することも多い。

 2015年から内戦が続くイエメンは、「世界最悪の人道危機」と呼ばれる状況にある。サウジアラビアなどの軍事介入でハディ暫定政権と反体制の武装組織フーシ派の戦闘が激化し、国連によると民間人を含む1万人以上が死亡、人口2900万人のうち約1000万人が飢餓の危機にさらされている。

 フーシは、援助物資を含む輸入物資の大部分が荷揚げされる主要港湾がある西部ホデイダを実効支配しており、困窮する市民に対する食料配布の障害にもなっている。18年3月にはWFPの食料倉庫で火災が発生し、数十トンの人道支援物資が焼失したこともある。

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