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哀しい「死に化粧」 海水温30度超 本州最南端で見たサンゴの警告

8月の高水温で白化し、陽光に照らし出され輝くクシハダミドリイシサンゴ。水温が少し下がった10月でも回復していない=和歌山県串本町で2020年10月1日、三村政司撮影

 本州最南端の和歌山県串本町で今夏、過去最高の海水温30・3度を記録していたことがわかった。1971年から約50年間、定点観測を続けている串本海中公園研究所によると、30度超えは初めてのことで、29度以上の日数も19日で最多という。高水温は気温の上昇と比例し、ヒトの生産活動による温暖化との関連が指摘されている。現地の海を潜ってみると、水深10メートルより浅い海域では白化したサンゴが目立った。

 30・3度を記録したのは8月21、22日の2日間。昨年までの最高海水温の記録は95年と2010年の29・6度だった。同研究所の平林勲主任学芸員(30)は、高い気温と晴天無風の日が続き、9月初旬に台風10号の影響を受けるまで海水のかき混ぜがなかったためと分析。「ついに来てしまったかという印象。今後の海水温の推移に注目する必要がある」と危機感を募らせる。

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