パズル懸賞品未発送 1年前にスタッフが問題指摘 応募はがき山積み放置に不審感

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懸賞品の未送付が明らかになった晋遊舎のパズル雑誌。雑誌に添付されたはがきが応募された後、抽選前に廃棄された可能性がある=東京都千代田区で2020年10月9日、西夏生撮影
懸賞品の未送付が明らかになった晋遊舎のパズル雑誌。雑誌に添付されたはがきが応募された後、抽選前に廃棄された可能性がある=東京都千代田区で2020年10月9日、西夏生撮影

 東京都千代田区の出版社「晋遊舎」が2016年以降に発売されたパズル雑誌の懸賞品を送っていなかった問題で、少なくとも約1年前には問題を認識したスタッフから適切に発送するよう求める声が上がっていたにもかかわらず、対応が先送りされていた可能性があることが判明した。同社の関係者が毎日新聞の取材に証言した。同社はホームページ(HP)で「今夏自主的に行った社内コンプライアンス調査により発覚した」と説明しているものの、実際はもっと早い時期から問題が指摘されていたとみられる。

 問題が発覚したパズル雑誌は、雑誌を買った人がパズルやクイズ、間違い探しの問題に専用の応募はがきを使って解答し、正解者らから抽選で選ばれた人に懸賞品が送られる仕組み。テレビやゲーム機、現金、ギフト券などが懸賞品として紹介されていた。

 晋遊舎は7日付で「まちがいさがしフレンズ」「てんつなぎフレンズ」などパズル雑誌6誌47冊と、複数の雑誌にまたがって行われた10のキャンペーンで懸賞品を送っていないことをHPで公表。9日にHPを更新し、今年1月以降に発売した雑誌の懸賞品は発送したことなどを明らかにしたものの、未発送は40冊を超える見通し。対象者は数千人分に上る可能性がある。

 同社の関係者によると、担当…

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