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体操国際大会、11月東京開催へ 東京オリンピックに向けコロナ対策の試金石

国立代々木競技場の第一体育館(手前)と第二体育館=東京都渋谷区で、本社ヘリから

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 日本体操協会は10日、国際体操連盟(FIG)が11月8日に体操の国際大会を東京・国立代々木競技場で開催すると発表した。新型コロナウイルス感染拡大による東京オリンピックの延期決定後、五輪競技の国際大会が日本で開催されるのは初めて。来夏の東京五輪に向け、運営面での試金石として注目される。

 大会は日本のほか、体操の強豪国で知られる中国、ロシア、米国の計4カ国の男女トップ選手らが参加し、2000人を上限に観客を入れて行う。東京五輪に向けた感染症対策のテストケースになるため、外国選手の出入国管理は、政府の感染症対策調整会議で示された案にも対応する。

 外国選手は出国前72時間以内に検査を受けて陰性の証明書を取得し、入国時もPCR検査を受ける。一方、アスリートの体調管理に配慮し、公共交通機関は利用せず、ホテルと競技会場の往復などに行動を制限。通常は求められる入国後2週間の待機を免除する。さらにFIGは来日期間中、選手らのPCR検査を毎日行うなど独自の厳しい基準も設ける。

 今夏以降、欧州や米国では国際大会が再開されつつある。国際オリンピック委員会(IOC)によると、世界20カ国以上で国際大会が開催され、トライアスロンや自転車など五輪競技の半数近くが実施されている。8~9月のテニスの全米オープンでは、選手ら大会関係者を徹底して隔離・管理する「バブル」と呼ばれる方式を採用。選手は外部との接触を制限され、指定されたホテルに滞在し、数日おきのPCR検査を義務づけられた。

 IOCのトーマス・バッハ会長も7日の理事会後の記者会見で「(コロナ下の)現在もスポーツの国際大会が開催されている」と述べ、来夏の東京五輪開催に強い自信を示した。

 だが、国内では開催に二の足を踏む競技関係者も少なくない。12月に開催予定だった柔道グランドスラム東京大会は、激しい接触を伴うことから感染のリスクを懸念し、中止が決まった。組織委関係者は「国際大会が日本で開催できれば、国内の雰囲気も変わるはず」と期待する。【田原和宏】

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