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彦根市在住の元小学校校長、伊藤真雄さん(66)が「明治の三詩人」の一人、小野湖山(こざん)(1814~1910年)の生涯や作品にスポットをあてた「近江が生んだ漢詩人 小野湖山」(サンライズ出版)を出版した。【若本和夫】
湖山は近江国浅井郡高畑村(現在の長浜市高畑町)生まれ。18歳で江戸に出て、初めは医学、後に詩を学び、三河国吉田藩(愛知県)に仕えたが、尊皇攘夷(じょうい)運動に加わったため、安政の大獄で幽閉された。明治維新後は伊藤博文や渋沢栄一らに漢詩を指導し、大沼枕山(ちんざん)、鱸松塘(すずき…
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