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東日本大震災10年へ

東日本大震災は2021年3月で発生から丸10年の節目を迎える。

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学校津波対策、6割実施 大川小判決水準広がる 毎日新聞調査

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 東日本大震災の津波で児童74人が犠牲になった宮城県石巻市立大川小(閉校)を巡り、学校や教育委員会の事前防災に不備があったと認めた仙台高裁判決について、毎日新聞は、南海トラフ巨大地震などで津波が想定される全国108市町村の教委にアンケートした。6割が判決の求める水準の対策を「実施済み」と回答した。2年前の同様のアンケートでは実施済みが3割程度で、判決確定を受けて対策が進んだとみられる。

 大川小児童23人の遺族が起こした訴訟で仙台高裁は2018年、学校側が避難場所や避難ルートを危機管理マニュアルに定める義務を怠ったと判断。市教委もマニュアルの是正指導をすべきだったとし、両者の組織的責任を認めた。判決は19年10月に確定し、文部科学省が同12月、高裁判決に沿って学校防災体制を見直すよう求める通知を全国の教委に出している。

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