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アートの地平から

遠心力で世界を描く=住友文彦

ラヒマ・ガンボ「タツニヤ(物語)」2017 (c)Rahima Gambo 大塚敬太氏撮影、横浜トリエンナーレ組織委員会提供

 今年は各地の国際展が中止されたが、ヨコハマトリエンナーレ(11日まで)は芸術監督ほか、多くの作家が来日できないなか開催を決めた。作家は世界各地から、会場のスタッフに指示を出して展示作業をおこなったという。これが英断だったかは、賛否が分かれるかもしれない。参加作家は65組で、美術館外の会場は減少し、展示のスケールは小さくなったように感じる。

 今回の芸術監督はインドの男女3人組、ラクス・メディア・コレクティヴである。作家として多彩な活動をおこなっており、横浜でも独特の方法で企画準備を進めた。まず、発想の源として「ソースブック」と呼ぶ複数の書物や文章を選び、それを参加作家と共有する手法が面白い。また、準備の過程で何度かイベントや話し合いを設定し、それらは「エピソード」と名付けた。この企画過程で彼らが眼(め)を向けた対象や場所は、ともする…

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