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新型コロナが流行しているのに死亡者数は大幅減 その理由は? データで読み解く

集中治療室での新型コロナウイルス感染症患者への処置の様子=京都市の京大病院で(同病院提供、画像の一部を加工しています)

 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)によって、世界でこれまでに100万人を超える人が亡くなり、国内では10月10日現在1628人が死亡した。一方、今年は全国の死亡者数の統計が例年と異なる様相を示している。厚生労働省の人口動態統計速報によると、7月までの死亡者数が79万5807人と前年同期に比べ約1万8000人も減っているのだ。新型コロナの流行下で、どのような背景が隠されているのだろうか。

 人口動態統計は、出生、死亡、婚姻、離婚などについて自治体で作られた人口動態調査票を厚労省が集計したものだ。速報値は調査月の2カ月後に、さらに国内の日本人についてまとめた人口動態統計月報(概数)は約5カ月後に公表される。月報は都道府県別や死因別、年代別についてもまとめられており、緊急事態宣言が出ていた5月の月報は10月初めに出たばかりだ。

 厚労省の人口動態調査によると、2019年の死亡者数は全国で138万1093人。09年の死亡者数が前年に比べ減少したのを最後に、ここ数年は毎年約1万7000~3万3000人のペースで増え続けていた。だが今年は違う。5月の月報によると、同月までの死亡者数は前年比で1万3851人減った。速報値では7月までの死亡者数は79万5807人と、19年の81万3805人に比べ1万7998人減少している。

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