メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

劇評 劇団四季「ロボット・イン・ザ・ガーデン」 田辺真也、歌声に芯の強さ=評・田中博子

=阿部章仁撮影

 人生につまずいた男が、時代遅れのロボットとの出会いをきっかけに立ち直っていく物語。四季にとって16年ぶりの一般向け新作オリジナルミュージカルに、長田育恵と小山ゆうなという劇団外部の劇作家と演出家が起用された。

 英国の同名小説が原作。AI(人工知能)が家事や仕事をこなす近未来、両親を事故で亡くしたベンは無為な日々を送り、妻にも愛想をつかされてしまう。ある日、自宅の庭に現れた、壊れかけの旧式ロボット。タングと名乗るそのロボットを修理したいと考えたベンは、米国、日本、パラオを巡る旅に出かける。

 俳優2人が中腰で操作するタングが愛らしい。角張った外見は一昔前の典型的なロボットだが、スマートなAIがあふれる舞台上では逆に新鮮。まばたきから首のかしげ方まで動きが細かく計算されていて、どこにいても目で追ってしまう。担当する2人1組の俳優(生形理菜/斎藤洋一郎/長野千紘/渡辺寛中)は男女の組み合わせ。セリフは片方が受け持つが、気持ちが高ぶった時の歌は美しいハーモニーとなり聞き応えがある。

この記事は有料記事です。

残り360文字(全文803文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 大人気、耳にかけないマスク 「小耳症」の人にも 誰もが当たり前に着けられるように

  2. 大阪の新規感染318人 300人超は3日ぶり 新型コロナ

  3. ソフトバンクの選手が付けている目の下の「黒いアレ」って何?

  4. 東京都内で401人の感染確認 400人以上は4日ぶり 新型コロナ

  5. 日本新薬が逃げ切る TDKは1点差に迫るもあと1本が出ず 都市対抗

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです