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Shall・we・バレエ?

舞台が映す時代の距離感=斉藤希史子

勅使川原(左)と佐東=写真家・小熊栄撮影

 「春と修羅」などの宮沢賢治作品を繰り返し取り上げてきた勅使川原三郎が、満を持して「銀河鉄道の夜」をダンスにした(9月19~22日、東京・シアターΧ(カイ))。「原作を詩として身体的に受け取る」振付家にとって、それは「天の川に浮き沈みする命の旅」だという。

 自身が少年ジョバンニ、級友カムパネルラに佐東利穂子。銀河について学んでいた教室が、いつしか天空を行く車両に変わる。「どこまでもどこまでも僕たち一緒に進んで行こう」――原作の朗読(佐東による録音)を挟みつつ描かれる、星々の営み。白鳥の停車場でのぞき込む天の川は、舞台前面に敷きつめられたガラスの破片だ。実はカムパネルラは、もうこの世の人ではない。共振しながら決して触れ合わず、…

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