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「かっとばし‼」寄贈 九州豪雨被災高校球児に 福井・小浜から 折れたバット再生

兵左衛門が九州豪雨で被災した高校球児に贈った「かっとばし‼」とキーホルダー=熊本県高野連提供

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 7月の九州豪雨で被災した熊本県南部の高校球児に、福井県小浜市の箸メーカー「兵左衛門(ひょうざえもん)」が折れた木製バットをリサイクルして作った箸「かっとばし‼」を寄贈した。

 小浜は「若狭塗箸」で知られる日本有数の産地。全国のデパートなどに向けて箸を製造する兵左衛門は、プロ野球などで使われたバットを箸にリサイクルする「かっとばし‼プロジェクト」に取り組んでいる。

 12日に贈呈式があった熊本県芦北町の県立芦北高は、7月の豪雨で校舎1階が浸水。2週間の休校を余儀なくされ、野球部員も校舎に流れ込んだ泥のかき出しや災害ごみの片付けに追われた。グラウンドは約2メートル浸水してバッティングマシンなども使えなくなり、練習が再開できたのは夏の県独自大会が開会する5日前だった。

兵左衛門から贈られた「かっとばし‼」とキーホルダーを手に笑顔を見せる熊本県立芦北高野球部の3年生たち=同県芦北町の県立芦北高で2020年10月12日午後1時10分、栗栖由喜撮影

 兵左衛門の浦谷兵剛(ひょうごう)会長(75)が、九州豪雨の被災地で復旧作業に汗を流す球児をテレビニュースで見たのをきっかけに「元気付けたい」と支援を決めた。被害が大きかった地域の7高校の野球部員に計70セットの箸を贈った他、折れたバットを再利用して作ったキーホルダーもプレゼントし、キーホルダーには夏の全国高校野球選手権大会の大会歌「栄冠は君に輝く」の歌詞を記した。

 箸とキーホルダーを受け取った芦北高3年で野球部元主将の橋本魁翔(かいと)さん(18)は「学校は大きな被害を受けたけれど、たくさんの方が支援物資や応援メッセージを送ってくれたおかげで最後まで楽しく野球ができた。お箸はお弁当を食べる時に使いたい」と笑顔で話した。【栗栖由喜】

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