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ジグソーパズルに鳳凰堂写真 販売差し止め訴訟で平等院と玩具会社和解 京都地裁

記者会見する平等院の神居文彰住職(中央)=京都市内で2020年10月12日午後4時28分、添島香苗撮影

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 世界遺産・平等院(京都府宇治市)の国宝・鳳凰(ほうおう)堂を撮影した写真が無断でジグソーパズルに使われ、寺院としての社会的評価が下がったとして、平等院が玩具会社「やのまん」(本社・東京都)に販売差し止めや在庫の廃棄などを求めた訴訟は12日、京都地裁(村木洋二裁判官)で和解が成立した。同社はパズルの在庫約300点を廃棄。今後は無許可で平等院の建物の写真などを使った製品を製造・販売せず、在庫の廃棄費用約17万円は平等院側が負担する内容だという。

 平等院は2019年3月に提訴。訴状などによると、同社は写真家が夜間の拝観時に境内で撮影した写真を使い、ジグソーパズルを製作・販売した。平等院側は営利目的の使用を安易に許したとの印象を消費者に持たれたと主張。拝観者へのパンフレットには境内で撮った写真の営利使用の禁止を明記しており、拝観時に合意されたこの契約に違反していると訴えていた。

 京都市内で12日、記者会見した平等院の神居文彰(かみいもんしょう)住職(57)は「日本の文化や宗教的意識を高める活動を続けていきたい」と話した。同社は「和解の内容を確認しておらず、コメントできない」としている。【添島香苗】

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