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#最後の1年

新型コロナに揺れる学生スポーツ界。最高学年の選手は無念や戸惑いを抱きながら「最後の1年」を過ごしています。

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戻ってきた不死鳥・日大アメフト部 「気合と根性」で初戦勝利

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主将としてチームをまとめる日大のDL伊東慧太=東京都調布市のアミノバイタルフィールドで2020年10月11日、宮武祐希撮影
主将としてチームをまとめる日大のDL伊東慧太=東京都調布市のアミノバイタルフィールドで2020年10月11日、宮武祐希撮影

 日本大アメリカンフットボール部が11日、3年ぶりに関東大学1部上位リーグ「TOP8」に戻ってきた。悪質タックル問題による公式戦出場停止、新型コロナウイルス感染拡大による活動自粛……。チームは愛称「フェニックス(不死鳥)」のごとく、立ちはだかる壁を乗り越えてきた。試練で培った「気合と根性」で法政大を44―34で破り、復帰初戦を白星で飾った。

 これまでのチームの道のりを表しているかのようだった。台風14号の接近で開始時刻は2度変更された。台風の進路がずれ、ようやく午後6時の試合開始を迎えようとしていた東京都調布市のアミノバイタルフィールドのグラウンドは雨にぬれ、照明が差し込んでいた。

 感染対策で無観客試合となり、静寂に包まれる中、仲間に語りかける主将のDL伊東慧太(けいた、21歳)の声は熱を帯びていた。「あいつらとな、俺らでは乗り越えてきた壁の数が違う。俺らやってきたぞ。自…

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