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 前回、役割社会の江戸であっても従来の役割にあぐらをかいていると、からかわれ笑われるのがおちだ、と書いた。そして教師の役割の変化に触れた。

 総長という役割についてインタビューされることがある。たいていは「女性の」が前につき、「どのようにキャリアアップできたのか」と「リーダーはどうあるべきか」は必ず聞かれる。前者についていえば、大学教員で総長になることをキャリアアップと考える人はいない。研究の延長線上にはない役割だからだ。そこで、なっていただきたい方を説得して立候補してもらうために苦労する。

 私の場合は学部長として大学のもつ課題を痛感することがあり、それを解決すべくマニフェストを掲げた結果であった。組織や社会を少しでも変えたいと思うことと出世願望とは相いれない。しかもほとんどの女性が出世願望を持たない。女性の役員が増えない理由もそこにある。しかし変えたいことなら、女性にもあるはずだ。

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