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敷島製パンの100年

/上 食糧難救うため創業 /愛知

創業当時、完成したパン焼き窯の前で記念写真に納まる関係者=敷島製パン提供

 敷島製パン(名古屋市東区)は今年6月、創業100周年を迎えた。老舗企業の1世紀の軌跡をたどる。

 「ライフラインの一翼を担い、パン菓子の生産供給を絶やさず社会に貢献できていることについて全社員の皆さんに深く感謝し、会社としての誇りを共有したい」。新たな決算期が始まった9月1日、盛田淳夫社長はコロナ禍が続く中、奮闘する社員にオンラインで思いを伝えた。

 食パン「超熟」で知られる敷島製パン。その歴史は創業者、盛田善平氏が第一次世界大戦による米価高騰や食糧難に苦しむ人々を救うため、代用食となるパンの製造を始めたことにさかのぼる。ドイツ人技師を迎え、1920(大正9)年に創業。パンがまだ一般的でなかった当時、質の高い商品を手ごろな価格で販売すべきだと考えた。

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