被災地を勇気づける粘投 日本製紙石巻がドーム切符 3年ぶり5回目

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【JR東日本東北-日本製紙石巻】力投する日本製紙石巻の塚本=福島・県営あづま球場で2020年10月14日、和田大典撮影
【JR東日本東北-日本製紙石巻】力投する日本製紙石巻の塚本=福島・県営あづま球場で2020年10月14日、和田大典撮影

 第91回都市対抗野球大会(毎日新聞社、日本野球連盟主催)の東北2次予選は14日、福島市の福島県営あづま球場で第2代表決定戦が行われ、日本製紙石巻(石巻市)がJR東日本東北(仙台市)を5―2で破り、3年ぶり5回目の本大会出場を決めた。

 東北第2代表決定戦でチームに勝利への流れをもたらしたのは、センバツで4強入りした宮城・利府高時代から強いハートを持ち続ける28歳のサウスポー、塚本峻大だった。

 日本選手権で完全試合を達成したことがあるJR東日本東北のエース、西村祐太との投げ合い。0―0で迎えた三回表に味方の2失策で1死一、二塁のピンチを招き、2点適時三塁打を浴びた。それでも「冷静さは失わなかった」と塚本。以後は1点も与えず、六回限りでマウンドを降りるまで被安打2、自責点0に抑えた。これが六回裏の味方の逆転劇の呼び水となり、チームは3年ぶりに東京ドームへの切符を手にした。

 2009年のセンバツに21世紀枠で出場して公立校ながら強豪私立の早稲田…

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