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箱根の「C」 100年目の逆襲 名門・中央大、20年ぶりトップ3狙う

今年の箱根駅伝で4区を走る主将の池田勘汰=1月2日

 箱根駅伝で最多14回の総合優勝を誇る中央大が、久しぶりに上位を狙える戦力を整えてきた。創部100年の節目となるシーズンは、20年ぶりの総合3位以内が目標だ。10月17日に予選会に臨む名門はどのようにして、どん底からはい上がったのか。伝統を取り戻そうと模索した日々を追った。

 2016年3月末、監督に就任したOBの藤原正和氏(39)は東京都日野市内の陸上部の寮を訪れた際、ショックを受けた。玄関や共用スペースが整頓されておらず、部員は用具がどこにあるかも把握していない。クロスカントリーコースの芝は伸び放題。全体に緊張感がなく、朝のトレーニングを寝ぼけながら行う選手もいた。箱根駅伝で優勝を争っていた自身の在学中では考えられないことばかり。16年の箱根駅伝は総合15位。3年連続で15位以下と低迷が続いていた。「同好会以下。結果が出なくてもヘラヘラして言い訳する。本気で箱根で活躍したいという意識が全くなかった」とあきれ果てたという。

 16年秋の箱根駅伝予選会は、予選通過ラインの10位に一歩届かず11位だった。伝統校の連続出場は87回でストップした。それでも、藤原監督の本音は「この状態でよく11位まで持ってこられた」。チームの再建には時間がかかることを覚悟した1年目だった。

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