台風21号で大雨が降った2017年10月、大阪府岸和田市の造成地で盛り土が崩落し、川をせき止めて住宅や工場などに浸水被害が出たとして、住民らが14日、造成地の所有者らに計2億円の損害賠償を求める訴訟を大阪地裁に起こした。災害対策が不十分な造成地で、盛り土などが崩れる被害は全国で後を絶たない。住民らは「崩落を防ぐ措置を取らなかった責任を問いたい」と訴えている。
原告は、岸和田市大沢町の山間部に住む個人3人と、工場や倉庫を設置していた3社。造成地の所有者と工事業者らに、それぞれ300万~8000万円の賠償を請求している。
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