川崎市の聖マリアンナ医科大の入学試験で女性であることを理由に不当に減点され精神的苦痛を受けたとして、元受験生の20代女性4人が14日、聖マリ医大に計約1680万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。
弁護団によると、一連の医学部不正入試問題で、聖マリ医大への提訴は初めて。これまで東京医科大、昭和大、順天堂大(いずれも東京)に元受験生ら50人余りが同様の訴訟を起こしている。
訴状によると、4人は2015~18年度に受験。入試要項には配点が公開された面接や小論文試験と、出身高校が作成した出願書類を総合評価して合格を決めるとされていた。聖マリ医大は書類に記載された性別や現役生、浪人生の区別に応じて点数を調整。男女間で18~80点の差をつけたなどとしている。4人は不合格となり、他大学の医学部や他の学部に進学した。
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