会員限定有料記事 毎日新聞
韓国の人気グループ「BTS(防弾少年団)」の所属事務所「ビッグヒットエンターテインメント」が15日、日本の東証1部にあたる韓国取引所に上場し、公募価格の2倍に近い25万8000ウォン(約2万4000円)で取引を終えた。時価総額は8兆7323億ウォン(約8000億円)で、韓国総合株価指数(KOSPI)で32位に浮上。韓国芸能事務所の最大手企業として株式市場にデビューした。
BTSはこの日、米国の3大音楽賞「ビルボードミュージック・アワード」で「トップソーシャルアーティスト」賞を4年連続で受賞することも決まった。ビッグヒットは売上高の9割をBTSに依存しており、兵役で一部メンバーが抜けた時、韓流コンテンツ市場に影響が出るとの専門家の見方も出ている。
上場式で同社の房時赫(パンシヒョク)代表は「革新的な事業モデルを発掘し、グローバル市場で成長していく」と力説した。新型コロナウイルスの影響でコンサートが開けない中、独自アプリでコンサート動画を配信する枠組みを世界に普及させる計画とみられる。
だが、ストップ高(制限値幅の上限)を2、3日続けるとの観測が飛び交っていただけに、ストップ高が取引開始から15分間しか続かなかったのは予想外の展開。「エンタ…
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