近鉄高架下の83歳店主が中皮腫で死亡 04、15年に続き石綿被害3人目 大阪

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記者会見で、中皮腫で亡くなったうどん店店主の女性について説明し、防止策の必要性を訴える長男(左手前)ら=大阪市中央区内本町1の関西労働者安全センターで2020年10月15日午後2時51分、近藤諭撮影
記者会見で、中皮腫で亡くなったうどん店店主の女性について説明し、防止策の必要性を訴える長男(左手前)ら=大阪市中央区内本町1の関西労働者安全センターで2020年10月15日午後2時51分、近藤諭撮影

 大阪府内の近畿日本鉄道(大阪市)の高架下貸店舗でうどん店を経営していた女性(当時83歳)が、2020年6月にがんの一種「中皮腫」で死亡していたことが分かった。女性の長男(62)が15日、大阪市内で記者会見した。同じ高架下で中皮腫にかかり死亡したのは、女性で3人目。長男は近鉄などに対し、慰謝料など約3600万円の賠償を求めている。

 長男によると、女性は1970~15年に高架下の貸店舗でうどん店を経営していた。2階建ての1階を店舗、2階を倉庫や休憩所として使っていたが、2階の壁には有害性が強い「青石綿」が吹き付けられ、むき出しだったという。女性は19年12月に胸膜中皮腫と診断され、20年6月に死亡した。

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