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記者の目

木村花さん事件から考える 他者の痛みへ想像力を=宇多川はるか(統合デジタル取材センター)

木村花さんの死後、木村さんのツイッターアカウントに対する中傷とみられる投稿が次々と削除されていた=5月24日、五味香織撮影

 SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)上の誹謗(ひぼう)中傷の末、女子プロレスラーの木村花さん(22)が亡くなってから、もうすぐ5カ月になる。悲劇を繰り返さないために、何ができるのか。この間、同僚記者と取材班を組み、ネット中傷を巡る被害者、加害者両面から取材を重ねた。実相に迫る中で強く感じたのは、被害者と加害者の間にある深い溝だ。

 被害者にとっては命を落とすまで追い詰められるような暴言を、加害者はいとも軽く書き込む。時に傷つけようという意識もなく。何がこの意識のギャップを生み出すのか。厳しいルールの有無は本質ではないと考える。深刻なのは、他者の痛みに対する想像力の欠如だ。

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