メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

核ごみ文献調査「可能」 環境整備機構、2町村に伝達

 原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場の選定手続きをする原子力発電環境整備機構(NUMO、ニューモ)は15日までに、選定の第1段階に当たる文献調査を受け入れた北海道の寿都(すっつ)町と神恵内(かもえない)村に、調査可能と伝えた。第1段階に進んだ市町村には、国から最大20億円の交付金が支払われる。神恵内村ではほとんどの地域が適していないとされているだけに、NUMOの判断は論議を呼びそうだ。

 最終処分場の選定を巡っては、寿都町は9日に文献調査の応募書をNUMOに提出。神恵内村は同日、国からの文献調査の申し入れを受諾していた。NUMOは2町村の土地の最新データなどから、文献調査に支障はないと判断した。今後、2町村の文献調査の事業計画を、国に申請する。国の認可が得られれば、歴史的な文献で2町村の地震の記録などを2年間ほどで調べて、報告書をまとめる。

 施設の建設に適した場所が国内の全域でどこになるのか、国が地質学などの観点を踏まえて2017年に示した「科学的特性マップ」では、神恵内村のほとんどの地域が適地でないとされ、わずかな適地にも巨大な施設の建設には向かない小高い山が連なっていた。寿都町は適地とされる平地が少なく、「調査をする意味があるのか」と疑問の声が上がっていた。【荒木涼子】

この記事は有料記事です。

残り1199文字(全文1754文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. #排除する政治~学術会議問題を考える 「独立性が揺らぐ事態 任命拒否はありえない」 吉川弘之・元学術会議会長

  2. 「嵐」「鬼滅」の年賀はがきに注文殺到 日本郵便の販売サイト、つながりにくく

  3. 大阪市4分割コスト試算「捏造」 市財政局 2日で一変、謝罪 市長面談後

  4. 第70期王将戦リーグ特選譜 観戦棋士も「意味がわからない」細心の一手 藤井王位が佐藤天九段を破り、ようやく1勝

  5. 「限界だった」たった1人の介護の果て なぜ22歳の孫は祖母を手にかけたのか

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです