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学術会議任命拒否

日本学術会議が推薦した新会員候補6人を菅首相が任命しなかった。極めて異例の事態の背景や問題点を追います。

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首相 任命拒否、理由説明せず 梶田会長と会談 要望書への対応は言及避ける

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菅義偉首相との会談を終え、報道陣の取材に応じる日本学術会議の梶田隆章会長=首相官邸で2020年10月16日午後3時52分、小川昌宏撮影
菅義偉首相との会談を終え、報道陣の取材に応じる日本学術会議の梶田隆章会長=首相官邸で2020年10月16日午後3時52分、小川昌宏撮影

 菅義偉首相は16日、日本学術会議の梶田隆章会長と首相官邸で会談した。学術会議が推薦した会員候補6人が任命されなかった問題を巡り、梶田氏は任命拒否の理由の説明と6人の任命を求める要望書を提出したが、首相は明確な回答をしなかった。

 会談は、首相が9日の毎日新聞などのインタビューで、梶田氏に会う用意があると述べたのを受け、梶田氏側から申し入れた。梶田氏によると、2人きりで約15分間行われ、主に学術会議のあり方について意見を交わしたという。

 首相は記者団に対し、会談内容について「学術会議が国の予算を投じる機関として、国民に理解される存在であるべきだと申し上げた」と語った。学術会議の要望書への対応については言及を避け、記者団の質問にも応じなかった。加藤勝信官房長官は16日の記者会見で「引き続き事務方で対応を検討していると承知している」と述べるにとどめた。

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