鯛茶漬け名店が消える? サラリーマンに人気の味 福岡・天神再開発で
毎日新聞
2020/10/17 12:00(最終更新 10/17 15:23)
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福岡市・天神で鯛(たい)茶漬けの店として知られる「割烹(かっぽう)よし田」が天神地区の再開発に伴い、12月30日で店を閉めて博多に一時移転する。店舗を建て替えて2025年に再び戻る予定だが、新型コロナウイルス感染拡大で客足が減る中、慣れ親しんだ天神を離れることに不安も募る。
よし田は1963年に天神で創業。77年にオフィス街の一角の今の場所に移り、81年に3階建ての現店舗を建てた。名物の鯛茶漬け(昼は税別1100円)は、特別に調合したタレにあえた鯛の切り身を、おひつ入りのご飯と共に出すスタイル。鯛を乗せたり、お茶漬けにしたりしてご飯を数杯味わう客が多い。もともと天神の会社員でにぎわってきたが、近年は出張で来た人や芸能人らを通じ全国的にも知名度が高まり、昼の開店前に行列もできるようになった。
店の周囲では福岡市が進める再開発促進事業「天神ビッグバン」によるビル建て替えが相次いでいる。店にも土地の買い取りの打診が度々…
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