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農水省、21年産米の適正生産量大幅に引き下げ コロナで外食用需要減

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早場米の刈り取り作業=三重県紀宝町大里で2020年7月31日午前9時13分、下村恵美撮影
早場米の刈り取り作業=三重県紀宝町大里で2020年7月31日午前9時13分、下村恵美撮影

 農林水産省は16日、2021年産米について需要に見合った適正な生産量の見通しを679万トンと発表した。20年産米の当初の適正生産量(708万~717万トン)より最大38万トン(約5%)程度の大幅な引き下げで、国が生産量水準を示し始めた04年産以降、過去最大の下げ幅となった。新型コロナウイルスの影響で、外食を中心に需要が大きく減退。価格は6年ぶりに下落しており、農水省は21年産米について飼料用米への転換を促し、価格下落に歯止めをかけたい考えだ。

 同日の審議会の部会で提示した。適正生産量は、18年に生産調整(減反政策)を廃止したことに伴い、農家向けに需要に見合った生産量の目安として公表している。例年は11月に示すが、主食用米から飼料用米や他の作物への転換に向け農家の準備期間を確保するため前倒しで公表した。

 農水…

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