- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

群馬県が9月に実施した2020年の堅果類(ドングリ)の豊凶調査で、ブナやミズナラなど計5樹種の実りが2012年以来8年ぶりに「凶作」と判断された。梅雨の長雨などの天候不順が影響した可能性がある。野生動物の重要なエサであるドングリが不足すると、クマが人里に出没する頻度が増える恐れがあり、群馬県が注意を呼びかけている。
県は9月上旬~中旬に利根沼田地域を対象に調査を実施。「大豊作」から「無」までの7段階の豊凶区分で、ブナ、ミズナラ、コナラ、クリ、ミズキの5樹種の合計を下から3番目の凶作と判断した。樹種別ではブナが2年連続で下から2番目の「大凶作」だったほか、実付きの良い年と悪い年が1年ごとにあるミズナラやコナラも2年連続で下から4番目の「不作」だった。
この記事は有料記事です。
残り192文字(全文521文字)