山形県警は、現金などをだまし取る手口がますます巧妙・複雑化している特殊詐欺の被害を防ぐため、お笑いコンビ「テツandトモ」さんを起用した注意喚起を呼びかけるポスターなどを製作した。県警は捜査のみならず、事件を未然に防ぐための広報活動に力を入れる。【日高七海】
「特殊詐欺にひっかかっちゃうのなんでだろう?」。トモさんが山形市出身であることから、被害防止に向けたポスターに起用。特殊詐欺に対する認知度の向上と、対策を呼びかけるため、ブームを巻き起こした「なんでだろう」のネタをポスターに記した。
県警生活安全企画課によると、今年1~9月に県内の特殊詐欺認知件数は20件(前年同期比20件減)で、被害総額は3400万円(同83・2%減)。手口は架空請求が7件と最多で、30~60代まで幅広い年代が被害に遭っている。次いで、キャッシュカードをすり替えたり、だまし取ったりする「預貯金詐欺」「キャッシュカード詐欺盗」がいずれも4件で、高齢女性が被害に遭うケースが多い。
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