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2020大阪都構想

2020年11月1日投開票の大阪都構想住民投票を巡る動きを追います。

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再選択2020~私の見方

新特別区は災害リスク無視 関西大特別任命教授・河田恵昭さん 大阪都構想住民投票

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河田恵昭さん=大阪府高槻市で2020年9月14日午後3時8分、村松洋撮影
河田恵昭さん=大阪府高槻市で2020年9月14日午後3時8分、村松洋撮影

 大阪都構想には「災害への備え」という視点が欠落している。そのような状況で、賛否を拙速に決めようとすることに不安を覚える。

 今後30年間に70~80%の確率で起きるとされている南海トラフ巨大地震。大阪市が最も取り組むべきなのは、大阪湾への津波対策だ。私が部会長を務めた大阪府の検討部会が2014年にとりまとめた被害想定を基に、4特別区ごとの津波による死者をまとめた。

 最悪のケースでは、新淀川区で約5万2000人▽新中央区で約3万8000人▽新北区で2万8000人が犠牲になる。大阪湾に面しない新天王寺区は津波による犠牲者はいないとみられる。

 四つの特別区の区割りに、災害リスクが全く考慮されていないことは一目瞭然だ。中でも…

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