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五木ひろしさんが語る 演歌を次の時代に コロナ禍の業界を先導

演歌の魅力を語る五木ひろしさん=大阪市北区で2020年9月28日、菱田諭士撮影

 五木ひろしさんの新譜「遠き昭和の…/おまえの港」(ファイブズエンタテインメント)が21日に発売される。今年は「五木ひろし」として50年目を迎えた節目の年。7月に予定していた記念コンサートは新型コロナウイルスの影響で来年に延期されたが、「ITSUKIモデル」と題した少人数編成のコンサートやオンライン配信に積極的に取り組むなど、コロナ禍にあっても歌謡界を先導している。五木さんは「演歌、歌謡曲を次の時代につなげるのが僕の役割」と語る。

 新譜は、7月に発売したシングル「遠き昭和の…/365本のひまわり/愛は永遠に」のカップリング曲を変更したもの。「遠き昭和の…」(高田ひろおさん作詞、杉本眞人さん作曲)は、2010年に小林旭さんが発表した曲。たまたま動画投稿サイト「ユーチューブ」で聴いて、「令和になって、より昭和が遠くなった今にふさわしい」とカバーを決めた。「昭和は歌と大衆が深く結びついた時代。回顧ではなく、あの頃のたくましさを思い出して、今の状況も乗り越えていこうというメッセージを込めました」

 「おまえの港」(徳久広司さん作詞・作曲)も、きっかけはユーチューブ。1989年のアルバムに収録後、長く忘れていたが、ファンが投稿した動画で「再発見」し、約30年ぶりにレコーディングし直した。「(無断投稿は)本当は良くないことですが」と苦笑いしつつ、「次から次へと新しい曲が生まれていく中で、大切に聴き続けてもらえることはありがたい」と表情を緩める。

 65年に「松山まさる」名でデビューしたものの、当初はヒットに恵まれず、改名を重ねた。71…

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関雄輔

2007年入社。福島支局、南相馬通信部を経て、12年1月から大阪本社学芸部。現在は舞台芸術と文芸を担当。学生時代はバックパッカーとして40カ国を旅した。

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