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不器用パパのスイス育休日記

「ぎゃああ! あっち行くう」 無残な寝かしつけ

おんぶひもで子供を寝かしつける平塚記者。この時は子供が風邪気味だったこともあり、たまたま成功した=スイス・ジュネーブ郊外のランシー市で2020年9月25日、平塚記者の妻撮影

 「ぎゃああ! ママ抱っこ、ママ抱っこ! おいゆ、おいゆ(降りる、降りる)。あっち行くう、あっち行くう」。まもなく2歳になる息子の泣き叫ぶ声が部屋に響く。私がおんぶひもで背負って10分、20分と揺すっても、全く泣きやむ気配がない。スイスに来て2カ月たった9月下旬、寝かしつけの結果は無残だった。

 息子は今言えるであろうあらん限りの語彙(ごい)で必死に嫌だという意思表示を30分近く続けた。汗びっしょりだ。「体調を崩されても困るし、もういいよ。十分頑張った。ありがとう」。結局、心配になった妻が来て途中で交代してくれた。妻の抱っこになると息子は安心したように静かになり、眠りについた。

 ここまで寝かしつけが全く成功しなかったわけではない。不思議なことに、妻が風邪で寝込んだり、泊まり仕事だったりした時は、ここまで頑強に抵抗されなかった。空気を察しているのだろうか。妻がいないと「こいつ(私)で我慢するより仕方がない」と状況を読んでいるようだ。子供ながらに分かっているんだなと感心させられた。

 スイスで育児をするようになった私の一日は大体、次のようなものだ。

 ①午前7~9時 起きて息子を保育園に

 朝食はパンを…

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