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規定投球回到達が過去最少ペース コロナ禍で加速する投手起用の変革

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楽天の涌井=楽天生命パーク宮城で2020年7月15日、和田大典撮影
楽天の涌井=楽天生命パーク宮城で2020年7月15日、和田大典撮影

 プロ野球でシーズンの規定投球回に到達する選手の減少傾向が続いている。数年前まではセ・パ両リーグ合わせて30人前後が名を連ねていたが、今季はセ5人、パ7人の12人(10月12日現在)。現行の規定が採用された1964年以降最少だった昨季の15人(セ9人、パ6人)を下回りそうだ。かつては当たり前だった「先発完投」もごく一部に限られ、投手起用の変革が急速に進んでいる。

 規定投球回はシーズンを通した投手の働きを判断する基準の一つで、到達者のうち最も防御率の低い投手が最優秀防御率のタイトルを獲得する。64年からはチームの総試合数と同じイニング数となり、新型コロナウイルスの影響でレギュラーシーズンが各球団143試合から120試合に短縮された今季は120イニングが規定の回数だ。

 各チームが100試合近くを消化した12日現在、規定投球回の到達者は、パは2年連続最優秀防御率のタイトルを狙う山本由伸(オリックス)やリーグトップの10勝を挙げている涌井秀章(楽天)ら7人。セは開幕13連勝中の菅野智之(巨人)や、完投と完封がそれぞれ8と4で両リーグトップの大野雄大(中日)ら5人にとどまる。

 背景にあるのは何か。一つは…

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