メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

eye

離れても、ここで 宮城・丸森

「忘れないように撮っておきたい」。解体を前に、浸水被害の爪痕が残る築28年の自宅をビデオカメラで撮影する佐久間新平さん。息子夫婦や孫と一緒に暮らした思い出の場所は10月5日に解体工事が始まった=宮城県丸森町で2020年9月19日、和田大典撮影

 「離ればなれになってしまった住民もここで集まれる」。1年前の台風19号で近くの五福谷川が氾濫した五福谷地区(宮城県丸森町)にある集会所で、近所の佐久間新平さん(71)は目を細めた。

 台風で壊れた集会所は、五福谷や隣の向原地区の住民にとって思い出深い場所。月に1度は集まってお茶を飲むほか、新年会やバーベキューなど季節ごとに交流を重ねてきた。

 向原地区にある佐久間さん宅や周辺の民家は土石流に襲われ、屋根まで埋まった家もあった。住民は高い所の家に避難したり、ヘリで救助されたりしてなんとか無事だったが、両地区の17戸のうち、佐久間さん宅を含む半数がほぼ全壊に。「また同じ災害が起こると怖い。一緒に暮らす息子夫婦や孫のことを思うと、もうここには住めないんじゃないか」

この記事は有料記事です。

残り684文字(全文1016文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 無罪なのに「なぜ免許を返してもらえないの」 取り消し無効確認訴訟で女性が訴え

  2. 過失運転致傷の会社員に無罪判決 「衝突回避は非常に困難」 福岡地裁

  3. 自転車であおり、初逮捕へ 「桶川のひょっこり男」妨害運転容疑 埼玉県警

  4. 大阪市4分割ならコスト218億円増 都構想実現で特別区の収支悪化も 市試算

  5. ひき逃げか 市道で自営業の男性死亡 福岡・宗像

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです