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楽庫・アーティスト

ラン・ラン 生涯の夢に浄化される

ラン・ラン

 <楽庫(らっこ)>

 何度聴いても、最初の一音に心が震える。ゆったりと奏でられるピアノの音に体がふわりと浮く感覚に襲われる。中国出身のピアニスト、ラン・ランの新作「バッハ:ゴルトベルク変奏曲」は、聴く人を天上へと誘う。バッハが不眠症で悩むパトロンのために作曲したといわれるこの作品は、リピートを省略せずに演奏すると、約90分もの長尺になる。38歳の彼が10歳ごろに初めて弾いた時から“生涯の夢”として、27年もかけて研究を重ねて、念願のレコーディングに至った。

 「バロック時代の作品は、ピアノではなく、ハープシコードやオルガンのために書かれているので、歴史や文化を学び、それらの楽器を知らないと演奏はできない。一方で、バロック音楽は、繰り返しの時に自由な即興演奏ができるので、装飾音をこれだけ用いて演奏できたことは発見に満ちた、素晴らしい経験だった」

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