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二人六脚

保護犬イブと暮らして/4 フィラリア感染症 リスク避け、投薬選ぶ 予想外の回復にホッと /栃木

4月になっても会津若松はまだ寒い。イブはフィラリア症の影響と思われる心臓疾患で獣医師から寒暖差を少なくするよう指導され、ジャケットが欠かせない=福島県会津若松市で2019年4月20日午前7時51分、湯浅聖一撮影

 「イブちゃんにフィラリアの強陽性反応が出ています」。イブとの生活が始まって約1カ月が経過した2018年5月上旬、福島県白河市内の動物病院で、私たち夫婦は獣医師からこう告げられた。虐待を受けていた上に、フィラリア感染症まで患っていたと知り、ショックを隠しきれなかった。

 フィラリア症は蚊を媒介して犬の体内に入った寄生虫が成虫となり、心臓や肺動脈を傷つける感染症。放置すれば心臓や肺、腎臓などが機能不全に陥って死に至る。明治維新の立役者、西郷隆盛の愛犬「ツン」や、渋谷駅前で主人の帰りを10年間も待ち続けたという忠犬ハチ公もフィラリア症が原因で死んだといわれている。

 現在は予防薬によって防げるようになったが、投与する前に検査が必要で、イブはこの時に罹患(りかん)が判明した。獣医師は「発症から3年は経過しているだろう」と話し、病状は進行していた。前の飼い主が予防薬を投与させていなかったとみられる。

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