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東京パラへの道

/3 知的障害者水泳 荒井由真さん(21) 練習のたび、伸びるタイム /香川

練習の合間に笑顔を見せる荒井由真さん=高松市で2020年9月6日午後3時57分、川原聖史撮影

 競泳女子50メートル自由形(知的障害)で日本ランキング6位の荒井由真さん(21)=まんのう町=は、今年度の日本知的障害者水泳連盟の育成選手に選ばれた。東京パラリンピックには短距離部門がないため、200メートル自由形での出場を目指し、練習に励んでいる。

 水泳を始めたきっかけは、香川大教育学部付属特別支援学校中学部1年夏の授業だった。最初はほとんど泳げなかったが、負けず嫌いの性格で練習に励むと、2カ月後には25メートルを泳げるようになった。3年の時には、県の知的障害者水泳大会で優勝を果たすまでに実力を付けた。

 高等部でも水泳を続け、全国障害者スポーツ大会でも優勝。卒業後はまんのう町の工場で働きながら、仕事を終えた夕方から週に5日、2時間以上の練習に取り組んでいる。職場の上司も「真面目な性格で練習も手を抜かないのだろう」と評価。コーチの田中伸弥さん(37)が中学部の頃から水泳を教え続けており、練習メニューの調整やフォームの修正などに取り組む。

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