メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

東日本大震災10年へ

福島第1原発事故 処理水、海洋放出27日にも決定 特効薬なき、風評対策

汚染処理水に含まれる放射背物質の濃度を下げる多核種除去設備「ALPS(アルプス)」=福島県大熊町で、小川昌宏撮影

 東京電力福島第1原発のタンクに保管している汚染処理水の処分方法について、政府は27日に予定されている廃炉・汚染水対策の関係閣僚会議で海洋放出に決める方針だ。実施は2年後になる見通しだが、福島県の漁業関係者などは強く反対している。

 汚染処理水の処分方法を巡っては、有識者による政府の小委員会が2月、報告書をまとめた。海洋放出の利点を強調しつつ、地元の関係団体などの意見を聞くよう求める内容だった。これを受け、政府は4~10月、7回にわたって29団体の代表者ら計43人を招き意見聴取会を開いた。

 会合では、福島県旅館ホテル生活衛生同業組合が「観光的影響がより狭い地域に抑えられる海洋放出が最も損失が少ない」と指摘。全国商工会連合会は「処分が必要であれば、説明を尽くして第三者機関の監視下で実施すべきだ」という意見を表明し、海洋放出に理解を示していた。

この記事は有料記事です。

残り1945文字(全文2319文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 24歳兄が妹・弟を包丁で刺す 犯行後飛び降りか、兄は死亡 東京・東村山

  2. 大阪・梅田HEP FIVEで高校生転落し死亡 路上の19歳巻き添え意識不明

  3. 愛子さまが学習院大に初登校 新入生向けガイダンスに出席

  4. #排除する政治~学術会議問題を考える 行革や効率性で「文句を言う人」飛ばす怖さ 菅政権の新自由主義 重田明大教授

  5. 「優しく温厚。成人式で会えると…」 大阪・巻き添え死 女子学生の友人が涙

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです