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学術会議任命拒否 「理由答えぬ首相、無責任」 学者ら反発

 菅義偉首相に任命拒否の撤回を求めるオンライン署名運動で呼びかけ人を務めた日本大の古川隆久教授(日本近現代史)は、日本学術会議の梶田隆章会長と菅首相の面会が実現してもこれまでと同様に任命拒否の理由が明らかにならなかったことを「大きな問題」と指摘した。

 古川教授は任命拒否により政府に批判的ではない会員が増え、学術会議の助言や提言が形骸化することを懸念し「首相は6人を任命した上でオープンに議論をすべきだ」と語る。14万人を超えた署名活動では学者以外にも賛同の広がりを実感したといい「広い視野から物事を判断できない政府は間違いを起こす確率が高くなる」と訴えた。

 首相に対する抗議声明を出している「安全保障関連法に反対する学者の会」のメンバーである慶応大の小熊英二教授(歴史社会学)は、任命拒否の理由を説明していない菅首相の対応を「問いかけに応答していないという意味で無責任だ」と批判した。「任命拒否が正当だったというなら、理由の公開に不都合はないはずだ。理由が明らかにされないと正当な拒否だったのかも議論できない」と指摘。「権力を主権者から預かる者が密室の決定…

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