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学術会議に政治圧力70年 発言力、弱まる一方 吉田茂首相「高度な自主性付与」のはずが

1955年4月に開かれた日本学術会議の総会=東京都台東区で

 日本学術会議の梶田隆章会長は16日、首相官邸で菅義偉首相と会談したが、任命拒否問題で進展はなかった。政府・自民党が圧力を強める中、岐路に立たされている学術会議はこれまで政治とどう向き合ってきたのか。その歴史を振り返った。

 「日本学術会議はもちろん国の機関ではありますが、その使命達成のためには、時々の政治的便宜のための掣肘(せいちゅう)(干渉、制約といった意味)を受けることのないよう高度の自主性が与えられておるのであります」。1949年、日本学術会議の発会式で当時の吉田茂首相はこう祝辞を述べた。

 しかし、その言葉とは裏腹に、学術会議がその後歩んだ約70年は、発言力の及ぶ範囲を徐々に狭められてきた歴史とも言える。

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