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スクールバスは市長の公用車 小中学生の分散登校に活用 群馬・渋川

フロント部分にスクールバスのマークを付けた渋川市長が使う公用車に乗り込む生徒=群馬県渋川市赤城町で2020年10月14日午前7時10分、庄司哲也撮影

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 通学は市長の公用車で――。群馬県渋川市は8月から、市長が使うミニバンタイプの公用車を市内の一部地区のスクールバスとして活用している。コロナ禍でスクールバスが「密」になることを避け、児童生徒に分散登校させるためだ。高木勉市長は「公用車を有効に活用するのは当然」と語る。【庄司哲也】

 同市が市長の公用車として使っているのは、7人乗りのトヨタ「アルファード」。元々は高級車クラウンだったが、前市長時代の2014年に555万円で導入した。市は「市長公用車」ではなく、「公用車のうち、市長が主に使う車」と位置づけている。

 市内の小中学校は8月24日から2学期が始まったが、同市赤城町のスクールバスが密になることを避けるため、比較的、大人数が乗れる市長が使う公用車の活用が提案された。児童、生徒の送迎に使われるため、高木市長は公務の際に乗用車タイプのトヨタ「プリウス」を使うことが多くなっているという。

 自治体の公用車を巡っては、2019年に千葉県市川市が市長公用車に米テスラ社製の高級電気自動車を導入したことが問題となった。また、山口、兵庫県などがトヨタの最高級車「センチュリー」や1000万円超の高級乗用車を所有していることも明らかになっている。

 公用車について高木市長は、「黒塗りの高級車である必要性は全くなく、ミニバンタイプは汎用(はんよう)性が高い。公用車はあくまで市の資産であり、市長だけでなく、こういう形で活用されることが望ましい」と話している。

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