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タイで続く混乱 背景に国王批判 王室庁の予算倍増、ドイツでの生活に若者ら不信感

タイの首都バンコクで治安部隊からの放水を受けるデモ隊=2020年10月16日、AP

 反政府デモが続くタイの首都バンコクでは17日、数千人規模の若者らが主要な鉄道駅などを占拠し、混乱が広がった。デモ隊は軍を基盤とするプラユット政権の退陣に加え、従来タブーとされてきた王室への批判を展開し、改革も要求。背景には2016年に即位したワチラロンコン国王の行動に対する不満の高まりがある。

 タイ政府は15日に非常事態宣言を発令し、バンコクで5人以上の集会を禁じたが、若者らは17日、運行が止まった地下鉄や高架鉄道の駅を占拠した。16日夜も数千人がバンコクの商業地域に集まり、デモを強行。治安当局が参加者に放水し、15人以上が負傷しており、使われた水には化学物質が含まれているとの情報もある。

 一連のデモは、憲法裁判所が2月に野党・新未来党の解党命令を出したことが発端となった。デモ隊は軍出身のプラユット首相の退陣や憲法改正に加え、王室予算の削減や王族を中傷・侮辱した場合に適用される不敬罪の廃止などの王室改革を求めている。

 その背景には、18年の法律改正で世界最大級と…

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